乳腺炎の原因と予防

では、乳腺炎とはどのようなことから発症するのでしょうか。原因を探りますと、さまざまな要因があるといわれています。まず、産後の授乳のタイミングが遅れるなどして、赤ちゃんの吸いつきがうまくいかずに、乳頭が亀裂してしまい発症するケースです。適切な時期に授乳を開始するようにして、赤ちゃんにとっては吸いつきがよく、母親にとっては安らぎを感じる授乳時間にしなければなりません。

お産をしてはじめの頃に出る初乳というのは、赤ちゃんにとって有益な成分がたっぷり含まれており、ネバネバしています。早くに授乳を開始しないと、このネバネバが乳管に詰まって乳腺が痛くなることがあります。同じように、血液がドロドロしていると、母乳もドロドロになって乳管が詰まりやすくなりますので、水分補給は十分に行うようにしましょう。

スープやジュースも水分補給と思いがちですが、白湯がベターです。一日のうちに何度か意識して白湯を摂るようにしましょう。これは身体の毒素排出にも効果があります。食事の面も、インスタント食品や高カロリーのものばかりを摂ることは避けましょう。乳腺炎を何度も繰り返す場合は、生活環境や育児環境を見直してみることをお奨めします。

不衛生な場所で授乳をしたり、普段の食事が偏っていたり、母親の疲労やストレスが原因となることがあります。乳房の多少のトラブルは誰にでもあることですので、授乳を続けながら、思い当たる原因をひとつひとつ直していくとよいでしょう。